神奈川県
横浜とつか支部
私は小学校5年生の頃、リウマチ熱という病気にかかり、
体育の授業はすべて見学という情けない日々を過ごしました。
医師の診断では、20歳になるまでペニシリンという薬を飲み続けなさいと言われ、生きた心地がしなかったことを思い出します。
そんな私を救ったのは、母親が毎朝無理やり飲ませてくれた
ドロドロの野菜ドリンクでした。
同じ病気で実の妹を亡くしていた母は、息子をなんとか健康にしようと必死だったのだと思います。
1年後奇跡が起きました。
中学に入学する頃には、
「治っているからもう薬は飲まなくていいよ」
と医師に言われるまでに回復していたのです。
それからの私は格闘技の世界にのめり込みました。
病弱だった少年時代の自分を消し去りたかったのかもしれません。
しかし、偉大なる師に出逢い、我々の身体は60兆個もの細胞から
成り立っており、
自分も先祖代々の遺伝子による命の連鎖で生かされていることに
気づかされました。
人は、自己中心の独りよがりでは生きていく事は出来ない。
母なる地球の申し子として、人類は何を目指し、何を求めて生きていくのか。
与えられた命を悔いなく使うために、自分の使命は何なのか、
そんな思いで過ごしていたときに、
食事方法の改善によって身体の細胞をリセットする分子整合医学に出逢いました。
私にとっての答えをみつけたのです。
地球環境の保護・改善への道は、
日本の食文化の結晶である酵素断食と食生活の見直しを通じ、
これから出逢う皆様ひとりひとりの腸内環境を改善していく道
だったのです。
正しく明るい健康道。
それがわたしの使命であり、
食育を通じて「生きた証」を遺す道だと信じています。